フォト
2020年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

伝統芸能

2020年4月26日 (日)

おうちで観劇「義経千本桜」

コロナで外出自粛中、いろんな公演が期間限定で無料配信されている(^O^)
公演中止になり、無観客で上演された国立劇場の「通し狂言 義経千本桜」も4月30日まで観られるのだ♪

スゴイと思ったのが、A、B、Cと3つのプログラムに分かれ、いろんな場面が観られること!
菊之助さんが、知盛、いがみの権太、忠信/源九郎狐の三役に挑まれた!(^^)!
こうゆうの、福岡ではまず掛からないでしょ!
嬉しいけど、全部観ようとしたらとにかく長ーい!数日かけてようやく全部観終わったわ。
観劇のお供は、淡交社の「歌舞伎にアクセス」。義経千本桜だけで、写真たっぷりの解説が50ページ近くあるのだ♪

Cimg0793

最初は、Cプロの道行初音旅と四の切をおうちで観劇。
「義経千本桜」で一番好きなのは、狐忠信!菊之助さんの狐忠信がかわいくも切なかった。

次にAプロの鳥居前、渡海屋、大物浦の場。菊之助さんの碇知盛は、すごい迫力だった!
銀平の娘お安、実は安徳帝(丑之助くん)は、知盛が海に身を投げる壮絶な場面をクールに見ていたわ。

最後に観たのがBプロの椎の木、小金吾討死、鮓屋の場。いがみの権太は初めて観る。
小金吾討死は、縄の立ち廻りが美しかった。
ならず者の権太は、ちょっと悪い奴だけど、なんか憎めなかったな。

以前、博多座で四の切の狐忠信は猿之助さんで、碇知盛は松也さんで観たことがあるけど、同じ役でも役者さんによってまた違った楽しさがあるなあと思った♪
静御前も道行では時蔵さん、四の切では梅枝くん、鳥居前では米吉くんと三度楽しめた(*'ω'*)

イヤホンガイドもないし、編集上の都合か途中切れてたけど、これで流れがよく分かった。
国立劇場の三月歌舞伎「義経千本桜」の無料配信は、今月末まで!

歌舞伎座の「三月大歌舞伎」の無料配信(本日まで)もあり、「雛祭り」、「高坏」、「梶原平三誉石切」を観た。雛人形が白酒で酔っぱらう舞踊の「雛祭り」と幸四郎さんの「高坏」の下駄タップダンスが楽しかった(^-^)家にいながら、歌舞伎が楽しめるのはありがたい(*'ω'*)

六月博多座大歌舞伎も中止が決まった。
菊之助さんや時蔵さんがいらっしゃるのを船乗り込みから楽しみにしていたし、松也さんの「高坏」も観てみたかったけど、またの機会にいらっしゃるのをお待ちしております。

2020年4月14日 (火)

こんな時だから~おうち時間に「オグリ」で歓喜のひと時を

なんとなんと、昨日からYouTubeの松竹チャンネルで「スーパー歌舞伎II新版オグリ」が無料配信されているのだ(≧∇≦)1週間の期間限定!
新型コロナで中止になった3月の京都・南座のオリジナル演出。楽しみにしていたファンは多いと思うので、これは嬉しいでしょ♪

Minamizaoguri_remind3001586506395154

「オグリ」は猿之助さんと隼人くんのWキャストで、猿之助さんのフルバージョンと隼人くんのハイライトエディションが配信されている。
2月の博多座では猿之助さんのオグリを観たけど、実は隼人くんのオグリも気になってたのだ。
そして、実にいいタイミングで図書館で「オグリ」のパンフレットを借りていたのよ♪

Cimg0751

今宵は隼人くんのハイライトエディション(1時間44分)を観た(*'ω'*)
そして、あらすじを知っているのに、やはり泣いてしまったー。
餓鬼病(がきやみ)になって娑婆に送り返され、照手姫と再会するけど、名乗れないオグリ。
ああ、涙なしでは見られないわ。

天馬に乗っての宙乗りシーンは無観客だけど、あたかも観客がいるかのごとく手を振る隼人くん!
衣装もよく見え、自宅でシネマ歌舞伎を見ているよう。楽しいひと時で元気が出た。 松竹さん、役者の皆さん、ありがとう。

博多座でもいろんな公演が中止となっている。六月の大歌舞伎も中止(>_<)
コロナが早いとこ終息に向かい、また舞台が楽しめる日が戻って来ますように!

YouTubeの松竹チャンネル「新版オグリ」は、4月19日(日)までですよー。お見逃しなく!(^^)!

2020年2月27日 (木)

博多座で海老蔵最後の「勧進帳」

團十郎襲名前の海老蔵として最後の「勧進帳」の公演は、博多座!
友達がチケットを取ってくれて、今日は2日目の昼の部を観るのを楽しみにしていた。
だけど、新型コロナウイルス対応のため、キャナルシティ劇場の劇団四季は公演中止、福岡市博物館も美術館も博多座隣りの福岡アジア美術館も九州国立博物館も当面休館になり、博多座の動向が前日から気になって仕方なかったよ~。

本当に幕が開くのだろうか?不安半分で博多座へ向かう。勿論マスク着用&除菌シート持参。着物で行く予定だったけど、自粛した。

Cimg0481

開演は12時。ご一緒した友達と幕間のお弁当は控えようと、鈴懸で急ぎランチしていく。

Cimg0459

デザートも美味しかったけど、開演が気掛かりで、どこに入ったかわからない(^_^;)

Cimg0462

演目は「羽衣」と「勧進帳」。「羽衣」は天女を児太郎くん、漁師伯竜を廣松くんで。紫の羽衣を纏った児太郎くんの天女がキレイだった。
その後、「ご挨拶」があり、花道から黒紋付の海老蔵さんが登場(*'ω'*)
幕が開けると、波に成田屋の三升を背景に緋毛氈の床几が三つ。黒紋付の右團次さんらがご挨拶された。質問タイムもあり、大向うを掛けてみたいという女性に何度もタイミングを計る海老蔵さんを見られ、得した気分。

「勧進帳」では、海老蔵さんの弁慶を観てみたかった!富樫は右團次さんで、義経は児太郎くん。
弁慶の見得は、さずがの迫力(^O^)/最後の花道の飛び六方は、3階席からは少ししか見えなかったけど、概ね満足。

Cimg0468

さて、博多座の飾り山笠は、表が「勧進帳」なのよ(^-^)

Cimg0473

昼の部が終わり、外に出ると、この後の夜の部から公演中止になっていた!
ギリギリ観られてよかったけれど、残り6公演を楽しみにしていた人も多いと思うので、ちょっと複雑。

夕方、全国の公立小中高校が来週から臨時休校になるというニュースに驚いた。
新型コロナウイルスが、早く終息に向かいますように。

2020年2月 9日 (日)

スーパー歌舞伎Ⅱ「新版オグリ」

昨日は、友達と博多座にスーパー歌舞伎Ⅱ「新版オグリ」の夜の部を観に行った(*'ω'*)

Cimg0202

階段もオグリ仕様!入り口には歓喜の門。ワクワクするわあ(*'ω'*)

Cimg0220

猿之助さんと隼人君のWキャストで、武芸学問に通じた美貌の若者・藤原正清(後に小栗判官=オグリ)が猿之助さん、遊行上人が隼人くんの日を選んだ♪上演前の舞台が鏡張りで驚きですー!

Cimg0231

輿入れ行列から照手姫を奪い去る小栗党の六人衆。実は小栗五郎(猿弥さん)が横恋慕したのだ。猿弥さんが楽しーい(^-^)
照手姫も親の決めた意に添わぬ縁談から逃れ、小栗党と共に過ごすことを望むのだ。
プロジェクションマッピングやLEDを駆使した舞台に引き込まれます。
大河ドラマのオープニングばりの映像も流れたりして♪
壁にも映像が映し出され、ワンピース歌舞伎を思い出す。いや、それ以上やーん(*'ω'*)

強く惹かれ合う照手姫とオグリは、オグリの育てる薔薇の庭の前で夫婦となる。皆で舞う歓喜の舞!そんな幸せの絶頂に、オグリと小栗党の六人衆が毒矢を射られ、死んでしまうのだ。
黒を基調とした衣装が、地獄に行くと白になるの(驚)附打さんも白を着てた!
閻魔大王との闘いで、地獄を破壊するオグリ達。
灼熱の炎から一転、噴水ショーが始まる!本水を使った立ち廻りが楽しーい(*'ω'*)

そして、オグリは身が朽ちていく餓鬼病(がきやみ)として娑婆に送り返されるのだ。
変わり果てた姿で生き返ったオグリは、遊行上人(隼人くん)の導きで、善意の人が曳く土車に乗り、熊野を目指すことになる。

一方、照手姫も貴族との縁談を破断にした咎で、川に沈められることになるけど、牢番の情けで川に流されるのだ。満月に照らされ、悲しくも美しい。
塩焼きの翁に助けられたものの、今度は人買いに売られ、女郎屋の女中として休みなく働き、あの世でオグリと再会したら、まっすぐ生きたと褒めてもらうことを励みに、強く明るく生きている。

そんな時、店の前に餓鬼病の土車が置かれ、オグリらの供養にと三日間のお暇をもらうのだ。
照手姫の一途さに泣けた(;_:)そして、目もかすみ、姿も見えないけれど、身の上話から土車を曳いてくれているのが照手姫だと気づき、名乗ることもできないオグリにまた泣けた(;_:)

照手姫と別れてからのオグリには変化が見られる。
川に流された照手姫を助けた塩焼きの翁が、今度はオグリを助けて命を落とすのだ。
なす術もなく、自分の無力さを思い知るオグリ。 

地面を這いつくばるような絶望の旅で、人々の善意や祈りに触れ、自分のためでなく、人のために祈り生きる決心する。
餓鬼病となり娑婆に送り返されたのは、罰ではなく、閻魔大王の恵みだったと思い至るのだ。

そして博多座初!!天馬に乗っての左右同時宙乗りに大興奮~(≧∇≦)
右には隼人くん、左には猿之助さん!三階センター席だったので、キョロキョロしながら楽しんだわ。
フィナーレは圧巻!ここは何処ぞ~!笑いあり涙ありで、サイコーに楽しい舞台だった(≧∇≦)

衣装や照明も素晴らしかった。天井が星空になったり、花吹雪も際限なかった。
坂東新悟くんのことは知らなかったけど、照手姫がとっても良かった(*'ω'*)声もいいわあ。

幕間のお弁当は石田。完売が多く、危うくお弁当難民になるところだった(^^ゞ

Cimg0237

草月流の歓喜の生け花も薔薇でゴージャス(^O^)/

Cimg0222

トイレの看板にも薔薇。スタッフも胸に薔薇のブローチをつけてたわ♪なんだか平成中村座小倉城公演の隠れ勘三郎さんみたいだったな!

<本日の着物>結城紬に西陣織の唐花文様の名古屋帯。ナカノヒロミチのポンチョコートで。

Cimg0199

帯揚げは加藤萬。赤い絞りが薔薇っぽいかな?帯締めは五嶋紐。

2019年11月27日 (水)

シネマ歌舞伎「女殺油地獄」

今月のシネマ歌舞伎は、幸四郎さん&猿之助さんの「女殺油地獄」。
原作は、近松門左衛門。先日、中洲大洋に観に行ってきた。

Cimg8096

河内屋のダメ息子・与兵衛(幸四郎さん)は放蕩三昧で、かわいいところもあったけど、後半はねえ・・・。
母に勘当され、家を飛び出した後は、借金の返済に追われる身となり、途方に暮れるのだ。
継父が、こっそり油屋豊嶋屋の女房・お吉(猿之助さん)にお金を預けて与兵衛に渡そうとすると、今度は実の母が同じように訪ねてくる。物陰で三人の話に聞き耳を立て、親心を知り、涙する与兵衛。だけど、借金の返済には足りないのだ。

お吉に不義になって、お金を貸して欲しいと頼むのだけど、当然断られるわよ。
そして、刻限の鐘の音が鳴り響き、何かが壊れてしまったのね。

殺しの場面の緊迫感!!暗闇の中、滑りながらも必死で逃れようとするお吉。
こぼれ落ちる油の音。赤ん坊の泣き声。結末は知っているけど、逃げてーと願わずにはいられない。
幼い子を二人残して、殺される無念よ。子を持つ親として、心が重くなった。

油まみれ血まみれで、お金を返しに行ったところで、どうなろう・・・。
最後は、救いがなかったなあ。こうゆう演目は、好きじゃないけど、幸四郎さんと猿之助さんだから観たのよ。
だけど、ほっかむりをした幸四郎さんは、カッコよかったわ"(-""-)"

2019年11月19日 (火)

平成中村座小倉城公演

楽しみにしていた平成中村座小倉城公演!先週末にようやく行って来たよー(*'ω'*)

Cimg7541

チケットを取るのもひと苦労。江戸時代の芝居小屋の雰囲気が楽しーい。

Cimg7571

ああ、これが中村座の定式幕ね!博多座で歌舞伎がかかる時より熱気がスゴイわ!

Cimg7547

夜の部の「小笠原騒動」は、ご当地ゆかりの演目で、小倉藩のお家騒動と白狐の昔話を基にしたお芝居。

小倉藩主小笠原豊前守の側室・お大の方(七之助さん)と執権・犬神兵部(勘九郎さん)は、お家乗っ取りを企んでいる。お大の方のお腹の子は、兵部の子なのだ。養父をしごきで絞殺すお大の方は、悪女そのもの。ああ、七之助さんのこうゆうお役もいいわあ。兵部も悪だけど、勘九郎さんカッコイイんだわ(;'∀')
それに対抗する小笠原隼人(獅童さん)は、分家の小笠原遠江守に知らせようと密書を託すものの失敗。窮地に追い込まれるが、藩主の狐狩りの折に助けた白狐の恩返しでピンチを免れる。

勘九郎さん演じる岡田良助と橋之助くん演じる小平治の水車小屋での本水を使った立ち廻りが良かったー!勘九郎さんが水車でグルグル回るのは、なんだかドリフみたい(^O^)/
梯子を使った客席での大立ち廻りは、アクロバティックで大興奮。イヤホンガイドでは「いだてんもビックリの身体能力」と言っていたよ(笑)

さて、開演前と幕間に隠れ勘三郎さんを探す(^-^)

Cimg7563

18ヶ所あるらしいけど、少ししか見つけきらんかった。

Cimg7559

定式幕の上手にも見っけ。

Cimg7588

鳥屋口の右上のはズームで。

Cimg7574

トイレの行列はお茶子さんが、お客を和ませながらテキパキさばいておられた。お茶子さんの背中にも見つけた。

Cimg7579

幕間のお弁当は、花幸さんのおむすび弁当。

Cimg7586

小倉祇園太鼓は、初めて生で見た。400周年の節目を向かえた今年、重要無形民俗文化財に指定されたニュースも記憶に新しい。
たすき掛けした浴衣の裾をからげて打ち鳴らす小倉祇園太鼓。ご当地感満載でいいわあ!

最後に舞台の背景が開いて、リアル小倉城が借景になる演出があったけど、残念ながら我らの席からは、信号と走り過ぎる車とバスしか見えなかった(=_=)
その代わり(!?)昼の部の「お祭り」で開いた時は、小倉城から逆に勘九郎さんの姿を見たわ(^-^)
カーテンコールは二回!はぁ、いいもの観られたわ~(*'ω'*)小倉城天守閣再建60周年と博多座20周年だからこそね。近ければ、立ち見の当日券に並びたいくらいだわ。
青白く浮かび上がる夜の小倉城。昼とはまた違った印象で、幻想的。

Cimg7614

小倉のライトアップもキレイだった。

Cimg7604

<おまけ> 平成中村座の手前で見かけた噂のマカロニ星人(笑)

Cimg7524

<本日の着物> 唐花文様の大島紬に博多織。

Cimg7623_20191119224701

秋に出番が多い着物だけど、お手入れに出さなきゃいけなくなって、今秋はこれが着納めだわ(^_^;)

2019年10月16日 (水)

小倉城薪能

三連休の最終日は、小倉城薪能を観に行った。小倉城天守閣再建60周年記念だそう!
嬉しいことに入場無料(*'ω'*)小倉城では来月、平成中村座も始まるし、イベント目白押しね。

Img_20191016_0001

演目は「船弁慶」。天守閣を借景にした能舞台!!なんて贅沢なの(*'ω'*)晴れてよかった!

Cimg6470

上演前に森本哲郎さんによる解説があったのが、ありがたい。
仕舞は、ご当地ゆかりの演目で「和布刈」、「花月」、「砧」。
狂言の「寝音曲」では、茂山忠三郎さんの太郎冠者が面白かった(^-^)

そして火入れ式の後に「船弁慶」が始まる。
前シテの静御前、後シテの平知盛の怨霊は、森本哲郎さん。
烏帽子をつけて舞う静御前は美しく、切ない。橋掛かりでは泣いているように見えた。
だけど、私は後半の方が好きだなあ。
いよいよ船出。船頭の野村万禄さんがドタドタドターっと作り物の舟を持って走ってくると、一気に空気が変わる(^-^)そして、知盛の怨霊が橋掛かりに現れた時は、肌寒さもあってか?ゾクっとした。

長刀を振り回す知盛。刀を抜いて応戦する義経。数珠を揉んで祈祷する弁慶。観ててハラハラする~。義経の子方の女の子が頑張っているなあとほのぼのした。
パンフレットには、演者紹介のところに役のイラストがついていて、よいアイデアだと思った。欲を言うと、能舞台がもう少し高ければ、もっとよく見えたのになあ。

Cimg6476

お席は600席用意されていて、私たちはなんとか座れたけど、立ち見も多く、1000人は観に来ていただろうか。

Cimg6500

満月の夜、小倉城庭園前では、かぐや姫竹灯りナイトというイベントもあった。

Cimg6503

   

Cimg6511

お堀沿いにも灯明が並びます。

Cimg6513

かぐや姫見ーつけた(^-^)

Cimg6516

雲に隠れた満月。

Cimg6499

学生時代の友達と小倉城で秋の夜長を楽しんだ(*'ω'*) 次回は、平成中村座を観に来まーす。


2019年10月14日 (月)

シネマ歌舞伎「幽玄」

楽しみにしていた玉三郎さんのシネマ歌舞伎「幽玄」を中洲大洋に観に行った。
玉三郎さんが芸術監督をされている佐渡の太鼓芸能集団「鼓童」との共演(^O^)
鼓童は、一度聴いてみたいなあと思っていたのだ。
演目は「羽衣」、「道成寺」、「石橋」の三つ!舞台裏のお話もあって、得した気分よ♪

Img_20191013_0002

能の「羽衣」は好きな演目の一つ。それを和太鼓でどう演奏するだろうと思っていたら、鼓童のメンバーが裃姿で登場し、お囃子みたいに座に着いた。
和太鼓の音が、時に小鼓や大鼓に聞こえるのだ(驚)すごい!力強く荒々しいイメージだった和太鼓で、こんな繊細な表現ができるとは!その上、謡までなさるとはね~!

そして、天の羽衣をまとって登場した玉三郎さんの天女の神々しいこと(*'ω'*)
ちなみに役者はセリフ無しのノンバーバル。 漁師の白龍は、花柳壽輔さん、黒紋付の花柳流舞踊家の群舞の扇が、波や風や雲のように見えた。山の型は富士山か。

お次は「道成寺」。鐘供養の日に玉三郎さん演じる白拍子が現れ、舞を舞うと、釣り鐘が一部赤く染まる。烏帽子を外し、鞨鼓を鳴らしながら、鼓童の和太鼓と演奏しながら踊る姿は可愛いのだけど、どんどん盛り上がっていくのね、再び鐘が赤く染まる。ああ、この日を待ってたんだものね。
鐘入りの時は、衣装も赤く染まり、鳥肌が立った。
そして、鐘の上に上がってのフィナーレかと思いきや、鐘が上がり、まさか蛇踊りみたいなのが出てくるなんて~!!ええ~(驚)この中に玉三郎さんが入っているの~!?胴体がどんな仕組みになっているのか気になった。

「石橋」では玉三郎さんの獅子に釘付け(*'ω'*)五人の獅子の毛振りは見応えあったわあ。
映像は、おととし博多座で上演された時のもの。ああ、あの時迷ったけど、やっぱり生で観とけばよかったなあ。

前売り券(ムビチケ)を買うと、ポストカードがもらえた(^O^)/
三種類から選べたのだけど、玉三郎さんらしくない!?レア度高めの石橋の獅子の精にした(*'ω'*)

Cimg6458

さて、中洲大洋は一回観る毎にスタンプを押してもらえ、五つたまったから、映画が観られるのだ。
シネマ歌舞伎やオペラのような特別興行には使えないけど、観たい映画は色々あって迷うなあ。
次回観る予定のシネマ歌舞伎は、幸四郎さんの「女殺油地獄」!こちらも楽しみだわ(*'ω'*)

2019年8月 5日 (月)

着物で落語♪

日曜日は、JR九州ホールに落語を聴きに行った。「柳家さん喬一門会 直弟子全員集合!」

Cimg4930_20190805224001

20代の頃に初めて能楽堂で観たのが、故・野村万之丞さん&三遊亭圓窓さんの落語狂言だった。
落語と狂言の組み合わせが楽しく、引き込まれたけど、私の興味は狂言へ向かい、落語はその後一度聴いたっきり。今回は、夜の部の招待券を頂いたのだ!(^^)!わーい!
ロックな感じの音楽で幕開け(^O^)最初は「ラジオ体操」ならぬ「らくご体操」だって(笑)

Cimg4915

187cmと長身の小んぶさんの「たいこ腹」は、日本橋の若旦那が素人のくせに馴染みのたいこ持ちに針を打つのだ。のっけから笑ったー(^O^)/喬之助さんの「夏泥」は泥棒に入られた男が、逆に泥棒にお金を出させる話(笑)小平太さんの「壺算」も詐欺みたいな話だった。

さん喬師匠による踊りは「奴さん」と「なすかぼ」の2曲。まさか落語で踊りが観られるなんて思わなかったなあ!(^^)!ちなみにこの日はさん喬師匠のお誕生日ですって。

そして、この日一番笑ったのが、喬太郎さんの「令和元年はバラ色だった」!!
来年こそはいい年にしようと思っていた男が、テレビで年越しを見てると、平成31年のはずが令和2年になっていた(驚)神様のミスで、令和元年を体験できなかったのだ。その年は大成功を収めたのだけど、何も記憶にない。もう神様が軽ーい(笑)G20ならぬG(OD)20なんかもあったりして。お腹がよじれそうなくらい笑ったー(^O^)/

プログラムに「茶番」というのがあって驚いたけど、これまた大笑い。「青との別れ」の馬の青が面白すぎた(笑)
さん喬師匠の「幾代餅」は、しっとり聴かせるよい話だった。

落語ってちゃんと聴いたのは初めてだったけど、楽しいのね(*'ω'*)お席もほぼ埋まってたし。
中入りも含めてたっぷり3時間で盛りだくさんだった。また機会があれば、聴きに行きたいな♪


<本日の着物> 山本寛斎の洗える絽の小紋に露芝の洗える夏帯。20代の頃に買ったけど、まだまだいける(笑)
行きは暑かったし、夜の部で夕方からのお出かけだったので、浴衣でもよかったかも(^^ゞ

Cimg4927

実は・・・裾除けの紐を結ぶ時に少々違和感があった。もしかして紐、縮んだ!?
いや、私が成長したのか・・・(-_-;)

2019年7月30日 (火)

能楽堂で高千穂神楽

日曜日は、大濠公園能楽堂で高千穂の夜神楽があった。要事前申し込みで入場無料!(^^)!
初めて拝見するので、楽しみにしていた高千穂神楽。客席はほぼ満員!関心の高さが伺えます。国指定重要無形民俗文化財だって。
司会は、NHK福岡の佐々木理恵アナ。黄色いワンピースがお似合いでかわいかったー。

第一部は高千穂神社の宮司さんの講演会。大濠公園能楽堂とは、昭和61年のこけら落としで高千穂神楽の公演をしたご縁があるとのこと。興味深いお話もたくさん伺った。
第二部は神楽で全八番。本来の神楽は、三十三番が夜通し行われ、夜が明ける頃に天岩戸開きがあるそうだ(^-^)
思いがけず写真撮影OKだったのも嬉しい。最初は「彦舞」。神庭を祓い清める序曲舞。

Cimg4328_20190730120001

「杉登」は、杜の象徴である杉を神籬(ひもろぎ)の依り代として氏神が君臨される舞という。

Cimg4337

始めに神招きの二人舞があり、入鬼神の舞が始まる。

Cimg4362_20190730120601

一番惹かれたのが「岩潜り(いわくぐり)」!!岩間を潜る激流を表す舞という。刀を携え凛々しいのに、女性の帯でたすき掛けにしているし、頭の白い飾りも独特だし、興味津々です!!

Cimg4372_20190730203601

一同が座し、刀を抜いて柏手を打つと、緊張が走ります。

Cimg4382_20190730220601

隣りの舞い人の白刃を握り、素早く入れ替わる「潜りの手」には、驚きとともに何故かなべなべそこぬけを思い出す(^O^)
昔は真剣が使われたと聞き、さらにビックリ。個人的には一番釘付けになった舞だった!

Cimg4387

「弓正護(ゆみしょうご)」は弓矢の威力で悪魔を祓い、七徳五福を授ける舞。
こちらも女性の帯でたすき掛け。頭に巻いた布が、狂言の女房の美男葛みたいで女性っぽいけど、力強い舞だった。女性の装いを取り入れることにもきっと何か意味があるんだろうなあ。

Cimg4397_20190730221301

「手力雄(たぢからお)」は、天岩戸の何処に天照大神がお隠れになったのかを探る舞。

Cimg4400

そして天岩戸の前で天鈿女命が舞う「鈿女(うずめ)」へと続くのだ。
八百万神々の前で面白おかしく踊られたと言われるけど、高千穂神楽では静かに舞われるそうだ。

Cimg4407

いよいよクライマックスの「戸取り」!外の賑やかさに天照大神が岩戸を少し開けて様子を伺うと、手力雄神が力の限りを尽くし、岩戸開きをするのだー(≧∇≦)

Cimg4440

八番の舞のラストは「ご神体」。他の舞い手は金屏風の後ろから出入りしてたけど、伊弉諾命と伊弉冉命は橋掛かりから登場!

Cimg4454

酒こし、国産みの舞で、伊弉諾命と伊弉冉命が仲良く新穀で酒を醸し、飲むほどに酔うほどに男女和合を表現する舞。五穀豊穣、子授安産、夫婦円満、里づくりの祈願が込められているそうだ。

Cimg4490_20190730225001

仲睦まじく、とってもユーモラスな舞だった(^-^)

Cimg4500

 

Cimg4515

さて、注連縄が張られた舞台に飾られた切り絵が気になっていたけど、これは鳥居、陰陽五行、干支などを表しており、天蓋は高天原を表す雲だそうだ。初めて見た高千穂神楽。最初は時間がちょっと長めかなあと思っていたけど、すっかり引き込まれ、最後までとっても楽しく拝見した!(^^)!高千穂もいつか訪れたいなあ。

Cimg4394

公演終了後にお餅の振る舞いがあった。ありがとうございました!

Cimg4532_20190730231101

<おまけ> 高千穂町観光協会の公式キャラクターのうずめちゃんがカワイイ(*^^*)

Cimg4305_20190730213901

神楽って現地に行かないとなかなか見る機会がないけど・・・9/7(土)、9/8(日)の二日間、九州国立博物館で「東九州神楽人の祭展」があり、高鍋神楽(宮崎)、京築神楽(福岡)、庄内神楽(大分)が見られるそうですよー!入場無料だけど、入場整理券が配布されるそうです。

Img_20190730_0001_20190730232001

まだHPには載っていないようなので、チラシを載せておきまーす。
都合が合えば、見に行きたいなあ(^-^)




より以前の記事一覧