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伝統芸能

2019年3月18日 (月)

博多座「鯉つかみ」

日曜日は、博多座に三月花形歌舞伎「鯉つかみ」の夜の部を観に行ったCimg0881_2愛之助さんの「鯉つかみ」は、数年前にみどり狂言とその幕見で二回観ているけど、通しでは初めて。愛之助さんが十役早替わりされるので、楽しみにしていた
ちなみに松也さんは三役、壱太郎さんは二役Cimg0898_3今回は、「鯉つかみ」にかけて「恋つかみ」入り口には恋木神社の絵馬奉納所が出張中。Cimg0887_2志賀の国の三上山に棲む大ムカデは人々を困らせ、年に一度、人身御供を捧げなければならない。ムカデの足の表現が美しく、面白い。松也さん演じる俵藤太が大ムカデを退治するのだけど、血しぶきがスゴイコンサート会場みたいだった

同じ頃、琵琶湖の湖底では、鯉王の皇子金鯉(愛之助さん)が、鯉から念願の竜に変じるための儀式の真っ最中。そこに大ムカデの不浄の血が流れ込む。金鯉の着物の肩が一瞬で赤く染まったのはマジックのよう 身が穢れた金鯉は登竜の夢を絶たれ、俵家を末代まで祟り呪うことを誓うのだ。鯉王に仕える鮒五郎(愛之助さん)が凛々しい

Cimg0891

それから400年以上経った俵家の末裔、釣家では、お家騒動の火種がくすぶっており、後妻の未亡人、漣(愛之助さん)は先妻の娘、小桜姫(壱太郎さん)を殺すよう指示し、自分の息子に家督を継がせようと企んでいる。小桜姫を折檻するところなんて凄まじいのだ

Cimg0901

清水寺の花見の場面では、赤い着物の小桜姫がサイコーにカワイイ腰元も皆、角隠しをしていて、華やかだった
そんな小桜姫に恋する信田清晴(愛之助さん)は、バカ息子丸出しなのですCimg0905その信田清晴一行から無礼なことをされた小桜姫を助けたのが、滝窓志賀之助(愛之助さん)。小桜姫は志賀之助に一目惚れ恋する小桜姫がまたカワイイだけど、恋煩いの末、やっと再会できた志賀之助としっぽりしていたら、まさか相手が鯉の精だったとはCimg0903博多座では、愛之助さんが演じられる十役の等身大パネルが至る所にあるのだけど、どうしても道具屋清兵衛だけは探しきらんかったなー

十役の早替わりは時にイリュージョンのよう宙乗りや水を使った立ち廻りなど、とっても楽しめた鯉も活きがよくて、派手に水を撒き散らしていた。
前回の大詰だけでも面白かったけど、通しで観られてよかったー

幕間のお弁当は、西中洲にある「石田」のエビ弁当。大好きなエビ尽くし~Cimg0909_2今回は、博多座開場20周年記念のお得なチケットを買ったので、C席は2割引
浮いたお金でお弁当代が出たわ

夜の部だったので、夕飯の支度は主人に頼んだ。楽させてもらったけど、娘の小学校の卒業式では、袴の着付けなど色々頑張ったから、ご褒美よね

<本日の着物> 葉っぱ模様の小紋に初下ろしの切り嵌めの名古屋。Cimg0919帯揚げは加藤萬の絞り。道行は斉藤三才。Cimg0877着る当日になり、桜の小紋にしようかとふと思ったけれど、帯の初下ろしを優先した。
今年は、桜柄に袖を通す機会はあるかなあ。。。

2019年1月29日 (火)

能舞台に立つ!狂言ワークショップ

日曜日は、大濠公園能楽堂で狂言のワークショップに参加してきた
講師は、和泉流狂言師の深田博治さん。深田さんは、万作さん、萬斎さんに師事しておられる。
お陰で万作さん、萬斎さんのお話も色々と伺えて、嬉しい限りです

そもそも、私が狂言を観るようになったのは、20代の頃にNHKの朝ドラ「あぐり」で萬斎さんのファンになったのがきっかけなのだ萬斎さんが福岡にいらっしゃる時には、友達と喜んび勇んで観に行ってたなあ。

今回は、なんと楽屋口から入るのだ勿論こちらに回るのは初めてです。Cimg9750受付を済ませたら、「装束の間」(12畳)で待機。
楽屋から能のお囃子が聞こえてくるわーい、なんだか得した気分Cimg9783白足袋持参なので、着物で伺った。だって能舞台に立てるんだもん

ワークショップの内容は、能楽のお話、能舞台の説明、狂言のセリフや小謡、小舞のお稽古など盛りだくさん。しかも、嬉しいことに参加無料なのです
「装束の間」では、能楽のお話の他、狂言のセリフや小謡のお稽古などをした。

この隣りが「鏡の間」。テレビでしか見たことがないので、テンション上がるわ~
ああ、この三面鏡の前で、能のシテが葛桶に座って面をつけるのね

狂言師が唯一葛桶に座って仕度ができるのが、大曲の「釣狐」なのだそう。
その「釣狐」は、狐の着ぐるみの上から装束を着るので、かなりの重さなのだそうだ。
秋に演じられることが多いようで、夏の間に革ジャンを着て走りこんだりと準備をなさっているとのこと。Cimg9778「鏡の間」からいよいよ能舞台へ。シテが「お幕」を言うと、幕が上がるのだ。
和泉流の「釣狐」では、揚幕が一瞬で上がって下がり、あたかも狐が一瞬で現れたような演出をするそうだ。実演されたけど、これは至難の業。是非、舞台で拝見したい。Cimg9757さあ、いよいよ能舞台へ皆で「お幕」と言い、橋懸りへ進みまーすCimg9760鏡板は老松。だけど、名古屋能舞台だけは若松なんだって(驚)老松と一年交代なのだそう。Cimg9772能舞台に上がるならと、是非見ておきたかった道成寺の鐘を吊るす天井の滑車Cimg9762そして、通した綱を笛柱のこの環へ通して括り付けて、鐘を吊るのだ。Cimg9771足の運びは左足から。大名や山伏など大きく見せる手の構えも勉強になった。
和泉流の山伏の歩き方は、山を歩くように一歩ずつ踏みしめながら歩くのだ。
他にも小舞の「兎」、右足をダンダンと踏み鳴らして怒る女房もやったりして
最後は狂言の笑いをして、ワークショップは終了。帰りは、切り戸口から退場した
客席もこうしてみると、結構近いのね。ちなみに大濠ではしめ縄は一月いっぱい飾られるそうだ。Cimg9775一時間半の予定が二時間になり、大人の学びという感じで、楽しくてあっという間だったCimg9777最近は、能や狂言を観るより、歌舞伎を観に博多座に行く回数の方が多いように思う。
でも、やっぱり能楽堂は好きだー凛とした空気の中でお稽古できて、嬉しかった。
今後、狂言を観る時にいつもとは異なる目線で楽しめること間違いなし
深田先生、ありがとうございました。

<本日の着物> 色柄に一目惚れし、ヤフオクでお安く入手した反物をきものあとりえちさやさんで仕立てて頂いたろうけつ染めの小紋を初下ろし。
帯は西陣織名古屋。帯締めは五嶋紐、帯揚げは丹後ちりめん。Cimg9788年代物の反物は、焼けもちょこちょこあったけど、目立たないように仕立てて頂いたお陰で、着ている本人はあまり気にならなかった普段着にピッタリで、よい買い物をしたわ

2019年1月25日 (金)

シネマ歌舞伎・玉三郎さんの淀の方&楊貴妃

今年最初のシネマ歌舞伎は、玉三郎さんの二本立て「沓手鳥孤城落月(ほととぎすこじょうのらくげつ)」と「楊貴妃」を中洲大洋に観に行ってきた。Img_20190125_0001「沓手鳥孤城落月」の舞台は大坂夏の陣で、家康に攻められ、落城寸前の大阪城。
淀の方はモチロン玉三郎さん。そして、秀頼は七之助さん、千姫は米吉くん
七之助さん演じる秀頼は、若武者らしい橙色の鎧姿で凛々しい
・・・だけど、正気を失い、乱心する淀の方が重過ぎて・・・まさかの寝落ち
今週は何かと忙しかったので、寝ちゃうかもって予感はあったんだけど・・・
玉三郎さんの解説で、楽家の茶室でお茶を点てるシーンの方は好きだったな。

その点、舞踊の「楊貴妃」は心穏やかに?観られた玉三郎さんがとにかく美しすぎる
あの世とこの世を行き来する妖術遣いの方士(中車さん)は、玄宗に亡き楊貴妃の魂を探すよう命じられ、蓬莱山へ向かう。すると、楊貴妃が現れて・・・
この設定、夢枕獏さんの作品っぽいなあと思ってたら、やはりそうだった。
牡丹の扇子を手に舞う楊貴妃。そして、自分と会った証にと玄宗にもらった翡翠のかんざしを方士に手渡すのだ。楊貴妃が幻想的で美しかった~

帰りは博多座に寄り、三月花形歌舞伎のチケット(愛之助さんの「鯉つかみ」)を発券してきた。
本当は着物の日に行きたかったけど、割引デーの17日夜の部を予約した
一月の博多座に来ることなんてないけれど、まだ新春の装い。Img_20190125_115735_jpg_706nnva_parこの後は、古文書講座。その前に主人と待ち合わせてランチでもと思ってたけど、それが叶わず一旦帰宅。教室では寝落ちしないよう、抹茶を飲んで出直した・・・って修行僧かい

2019年1月17日 (木)

「才色兼美」和楽器の競演~アクロスランチタイムコンサート

今年に入り、三度目のアクロスシンフォニーホール
今回は、ランチタイムコンサート女性和楽器アンサンブル「才色兼美」の「和楽器の競演」を聴きに行ったImg_20190116_0001才色兼美の奏者は、山田路子さん(篠笛)、はなわちえさん(津軽三味線)、柴 香山さん(尺八)、里アンナさん(奄美民謡・三線)、おもだか秋子さん(民謡・鳴り物)の五人。海外でも活躍されているそうだ

皆さん、振袖をお召しで華やかだった~ひと際目を引いたのは、「西郷どん」のオープニングテーマ曲も歌われた奄美の歌姫、里アンナさんのシックな色味の大島紬?の振袖珍しくて、オペラグラスでまじまじと見入ってしまった

一曲目は、新春らしく「春の海」を津軽三味線、篠笛、尺八で琴と尺八以外の演奏を初めて聴いたけど、素敵だった

一番印象に残った曲は、歌劇「カルメン」より”ハバネラ(恋は野の鳥)”
海外では演奏されたことがあるけど、日本では初披露だそう
歌は、奄美民謡の里アンナさんと民謡のおもだか秋子さんの二人の歌姫すごくよかった

三味線と篠笛の「剣の舞」もロックな感じで面白い

民謡メドレーもよかった曲は、北から南にソーラン節、花笠音頭、東京音頭、炭坑節。
太鼓を鳴らしながら歌うおもだか秋子さんが、とにかくかっこいい
背の高い歌姫は、赤い振袖に袋帯を二重太鼓にされていて、とてもお似合いだった

アクロス福岡のランチタイムコンサートは、ランチ価格の1000円也
着物で来場すると、博多織のミニプレゼントがあり、着物をお召しの方もちらほらいらした。
当初は私も着物を着る予定だったけど、コンサートの後は古文書講座だったので、考え直して洋服にしたのだ。あ~、でもやっぱり着物で行けばよかったかも

2019年1月 6日 (日)

「船弁慶」親子能楽鑑賞会へ

冬休みの最終日の今日は、娘と大濠公園能楽堂の親子能楽鑑賞会に出掛けた。
演目は、能「船弁慶」と狂言「盆山」。Img_20190105_0001前回はおととしの秋、今回は松の内の開催。能舞台には、しめ縄が張り巡らされており、お正月気分なので、着物で伺った。

「盆山」は初めて観たかもしれないけど、先が読めてしまう。盗みがバレて、動物のものまねをさせられるのだ。でも、犬の鳴き声の「びょうびょう」って、どうだろう。鯛の鳴き声には笑った

「船弁慶」は、是非とも娘に観せたかった演目。子方の義経は四年生。
前半の静御前の舞もいいけど、やはり後半の知盛の亡霊が迫力満点
辰巳満次郎さんの解説もわかりやすかった
ただねえ・・・隣りの親子が居間でテレビを見てるかのように絶えず喋ってるのには閉口しましたよ

さて、娘には大濠公園の外のミスタードーナツでポケモンドーナツを買って帰る。Cimg9482_2ピカチュウとモンスターボールは、卵アレルギーっ子の練習用。大好きなポケモンならモチベーション上がるしね。ちなみに完食Cimg9486

<本日の着物> 葉っぱの小紋に和楽器文様の染め帯。Cimg9480後ろのお太鼓はこんな感じです。Cimg9477_3この後は一旦帰宅し、私一人で九響ニューイヤーコンサートへ

2018年11月23日 (金)

アフタートークショー付♪博多座「あらしのよるに」

昨日は、博多座で「あらしのよるに」を観てきた
絵本が原作の新作歌舞伎。実は、観ようかどうか迷ってて、チケットは買わずじまいだったけど、いいご縁で思いがけず手に入ったのだ。しかも獅童さんと松也くんのアフタートークショーもあるという
本当は仕事だったけど、翌日の勤労感謝の日に振替出勤することで話がついたCimg8690嵐の夜の真っ暗闇の小屋の中で出会った狼のがぶ(獅童さん)と山羊のめい(松也くん)。
お互いの姿はわからないまま意気投合し、翌日「あらしのよるに」を合言葉に再会してみてビックリしかも、お互いに幸福草をお土産に持って来ていたのだ。(その幸福草をめいが本当に食べてるの

喰うものと喰われるものという関係を超えて、秘密のともだちになる二人。
しかし、それがお互いの仲間に知られてしまい・・・・・。

「ともだちだけど美味しそう。」と葛藤するがぶ義太夫との絡みがおもしろい
ステップを踏んだり、テンション高めのところは、NHKのEテレ「歴史にドキリ」の獅童さんとちょっとカブって見えた

見得や立ち廻り、だんまりもあり、歌舞伎らしさも楽しめる。これは獅童さんが新作だけど、古典にこだわったと、この後のトークショーで仰ってた
六方は花道が少ししか見えない三階席からは、ほとんど見えなかったけどね。
博多弁を交えたり、ご当地ネタの明太子が出てきたりして、客席も盛り上がります。

そして、山羊のみい姫役の米吉くんがかわゆいのです踊りも美しい~

がぶとめいが心の内をさらけ出すシーンでは、笛の音が切なかったなあ。
友情を貫こうとする二人は、雪の降る中、山頂まで逃げて来たけど、このままでは二人とも死んでしまう。私を食べてと言うめいに泣けた~そんなめいを命がけで守ろうとするがぶ。

雪崩に遭い、記憶を失ったがぶが、めいを食べようとして・・・。もうハラハラしたなあ。
笑って泣けて、楽しい舞台だった27日が千龝楽。迷っておられるなら、是非どうぞ

昼の部終演後は待ってましたー獅童さんと松也くんのアフタートークショーCimg8696がぶとめいにお互いをどのくらい好きか体で表現してなどの無茶ブリもあって楽しい
お二人ともサービス精神旺盛です嬉しいことに最後はSNS用の写真撮影タイムもあり。Cimg8716_3三階からはちと遠かったけど、拡散してと仰ったので、載せちゃうよ~Cimg8723_2さて、今回の幕間のお弁当は、花幸さんの花てまり。美味しかったでやんすCimg8709お土産は、がぶとめいのパン卵が入ってたみたいだけど、試しにアレルギーっ子に食べさせたら、許容範囲内だったようで喜んで食べてたでやんすよ。Cimg8749<本日の着物> 三階席なので、ナカノヒロミチのポンチョコートでカジュアルコーデ。Cimg8730結城紬に秋色帯、小物は丹後縮緬の帯揚げ&五嶋紐。Cimg8746帰りに岩田屋のリブロの「あらしのよるに」の原画展を観て帰った。Cimg8753チラシにもなってる山笠のがぶとめいの原画が好きだったなあ。

2018年10月17日 (水)

住吉神社の流鏑馬へ

ブログの更新が滞ってしまった今週観に行く舞台の原作(長編)を取り急ぎ読んでいたのだCimg8178記事にするのがすっかり遅くなったけど、先週末は住吉神社例大祭の流鏑馬を観に行ったCimg8181こちらの流鏑馬を観るのは何年振りだろう。。。と思ってブログを振り返ると7年振り。Cimg8210本番の前に、まずは馬を馴らすようだ。それでも結構なスピードです。Cimg8213そして、本番。一の的は止まって射る。Cimg8246お見事的に当たると紙吹雪~。Cimg8270   Cimg8259続いて二の的、三の的を射るけど、速すぎてカメラに収められない~。Cimg8260腰に巻いているのは鹿の毛皮?だろうか。装束も興味深いなあ。Cimg8242_2「礼に始まり礼に終わる」ですね。かっこよかったCimg8290前回観に来たのは平日だったと思うけど、今年は土曜日でよかったCimg8309七五三らしきお詣りもあって、華やかな境内。Cimg8299_3前回、参拝した時にはなかった古代力士像の大きな手のひらに手を合わせ、パワーチャージ髷の形が今と違うのねCimg8305_3来月は九州場所。このブログも相撲関連のアクセスが増えつつあります

2018年9月28日 (金)

伝統芸能×サーカス「線香花火」

今週は、福岡市民芸術祭のオープニングイベントで「線香花火」という舞台があり、一緒に行くはずだった友達が行けなくなったので、娘と観に行った。Img_20180926_0001_2大きな鏡板の松を背景に津軽三味線、筝、尺八、小鼓にバイオリン、ピアノの演奏と日本舞踊、書道とサーカスのコラボは素晴らしかった尺八は、先月のRKBお話能舞台にも出られていた山崎箜山さんだった。

圧巻だったのは、宮窪研さんの炎舞火を食べ、火を吹き、炎に包まれた刀を自在に操る姿は龍のようにも見えた。軟体芸(コントーションと言うそうだ)の茉莉花さんの演技には驚きを超えて、もはや笑いが出るくらい。しかもかなりの美人です

アクロバットや椅子倒立、ジャグリング、タップダンス、バトントワリングにスキッピングロープなど盛りだくさんの舞台。舞踊家の白い着物に書道家が絵を描くライブペインティングもよかった。いいもの見させてもらったなあ

さて、10月から始まる福岡市民芸術祭。3ヶ月にわたり、いろんなイベントが開催され、いくつかチェックしている一番行きたいのは、以前もお邪魔した木香庵のオープンハウス。でも、残念ながら都合がつかないんだよなあ。。。

2018年9月22日 (土)

能「井筒」

三連休の初日の今日は、大濠公園能楽堂で今村嘉太郎さんの会「井筒」があった。
以前、エルガーラのパサージュ広場で親子で能楽体験をさせて頂いたのが、確か今村嘉太郎さんだったと記憶している。招待券を頂いたので、友達を誘って観に行ったCimg7956「井筒」を観るのは二回目。前回は、ご一緒した友達にチケットを頂いたので、不思議なご縁
軸になっている伊勢物語の「筒井筒」は、幼い頃に井戸で背比べをした在原業平と紀有常の娘の恋物語。高校の古文で習ったけど、結構好きだったな。

「筒井筒 井筒にかけしまろが丈 生ひにけらしな 妹見ざる間に」
「比べ来し 振分髪も肩過ぎぬ 君ならずして 誰か上ぐべき」

幽霊となり、業平の形見の冠と直衣を身に着けて、業平を恋い慕いながら舞う女心は、わからなくもないなあ。井戸の水鏡に映った自分の姿に業平の面影を見て「懐かしや」と謡うところが好きだけど、目付柱で少し隠れていたのが残念
井筒の女の幽霊は、その後ちゃんと旅の僧に成仏させてもらっただろうか?
外は暑かったけど、作り物の井戸のススキが時折揺れるのが秋の風情。

能楽堂を後にし、黒門川通りを暑いていると、水のせせらぎが聞こえた。
先程の井筒の井戸みたいCimg7962唐人町商店街の加美家さんでクリームあんみつを頂いて帰る。ここは黒田藩御用菓子司だったお店。Cimg7959アイスはバニラ、抹茶、黒ごま、柚子の四種類から二種類選べ、私は抹茶と黒ごまで。
美味しゅうございました

2018年8月31日 (金)

博多座「極」KIWAMI~古典芸能の世界

昨日は、博多座で一日限りの「極」KIWAMI~古典芸能の世界~を観に行った
なんせ能と狂言と舞踊が堪能できる上に、人間国宝が二人も出られる豪華な舞台
昼の部と夜の部で演目が異なるのだけど、能の「紅天女」と猿之助さんの舞踊「吉野山」がある夜の部にしたImg_20180829_0001「紅天女」の原作は、美内すずえ先生の「ガラスの仮面」。高校時代に読んでいたのだ(未だ完結していないことにビックリだけど・・・)
紅天女は、梅若玄祥改め四世梅若実さん。襲名されてから拝見するのは初めてです。
博多座のような広い舞台で観る能は、鏡板もなく、ただっ広く感じられる。
里の女はスッポンから登場橋掛かりは花道かセリも使われ、まさか紅天女は宙乗りで舞ったりしないわよねえと思ったくらい。(流石にそれはなかったけど
阿古夜がセリで下がり、梅の木の作り物がせり上がってくるのは、いい演出だと思った。

天女像を彫るため、阿古夜の命が宿る梅の木に斧を入れるのをためらう一真。念仏を唱え、ついに斧を振ると、白坂保行さんの大鼓が響く。鳥肌が立った。

すると、切られた梅の木から紅天女が現れるのだ。梅の花びらが舞う中、紅天女の舞う姿は幻想的だった紅天女が去った後、梅の木の前で立ちすくむ一真が悲しかった。

狂言は「素袍落」。酔って上機嫌になる山本東次郎さんの太郎冠者に大いに笑った

舞踊は、藤間宗家と猿之助さんの素踊りで「吉野山」。テレビでしか見たことがない藤間宗家の踊りが見られて感激です袴姿だけど、静御前の美しいこと
猿之助さんの狐忠信がスッポンから出てくると、拍手拍手~時折、狐の手が出てしまうのがカワイイ扇子は波に源氏車。大向うも掛かっていた。猿之助さんの「四の切」、またいつか観たいなあ。

<本日の着物> 夏大島風の洗える着物に化繊の夏帯。Cimg7920前回うっかり単衣の楊柳の半襟のまま出掛けちゃったけど、ちゃんと絽に付け替えましたCimg7914今年の八月の博多座のラインナップには、感謝です

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